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チューブレスタイヤ用シーラントの注意点
2025年3月23日
文句なしの春になり皆さん、自転車に乗り始めました。
そして。
乗り始めようと思ったら、チューブレスタイヤの調子がおかしい…ということで持ち込まれる事例もチラホラ。
「冬の間動かしていない」‥ということなら、新しいシーラント液を継ぎ足してあげれば、大概のトラブルは解決します。
以前に書いたシーラントのお話し
一回入れたら一生モノだと思っていませんか?
んがしかし。
継ぎ足しをし続ければ、いつまでも使用できるのか?という疑問も出てきます。
これは半分正解で半分間違い。
どういうことか?
実はこんな状態でも、シーラントを継ぎ足せば、空気抜けは収まります。
しかし「シーラントの成れの果て」はタイヤ内部に残ったままです。
使用環境によって「成れの果て」が出来る条件は様々ですが、出来てしまうとホイールバランスが崩れたり、そもそもシーラントとしての機能をしなかったりと、デメリットが出て来てしまいます。
つまり。
継ぎ足し継ぎ足し…で、使い続けることは出来ますが、タイヤ内部のカスを許容できるのかどうか?という所がポイントになってきます。
グリップ力やパンク回避能力、衝撃緩和能力など、全てが高い次元にあるチューブレスタイヤシステム。
そんなチューブレスタイヤの性能をしっかり享受したいと思うなら、継ぎ足しばかりでなくタマには中を開けて状況を確認してみて下さいねー。
「自分でやるのは面倒だ!」…という方は、スポーツバイクメンテナンスに長けたお店へご相談ください。
【チューブレスタイヤのこぼれ話し】
正直言うと、スポーツバイクのチューブレスタイヤシステムは「面倒」なんです。
この面倒さを許容できるのなら、素晴らしいタイヤシステムですが、面倒さが上回る人には向いていないタイヤシステムかも知れません。
ついでに言うと、チューブ式に比べてコストもかかりますしね。
しかし。
「パンクしにくい」「乗り心地が良い」「グリップ力が高い」
スポーツバイクが大好きで乗ることが楽しい!と言える人には最高のタイヤシステム。
「チューブレスってどうなの?」
乗り手のそれぞれに答えがあります。
この辺りは、オーナーが乗って感じて 自分の好きな場所を煮詰めていっていただだければ….と思っています。
「ストアカレンダー」出勤スタッフを確認できます。
Sakura Bike Store
電話 : 026-214-8480
住所 : 〒381-2247
長野市青木島1-5-11
営業時間:11時~20時
定休日:木曜日