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新型SPDクリート「シマノ CL-MT001」入荷です。
2025年9月14日
SPDファン、トレイルライダー、グラベル/クロスバイク乗りの方は要チェックです。
シマノが、SPDクリートの主要なモデルである SH-51 を大幅にアップデートした新型クリート CL-MT001 を発売、店頭にも入荷しています。
CL-MT001 ¥2043-(税込)
30年近く変更がほとんどなかったエントリー方法や歩行時の使い勝手に、ユーザー視点での改善が施されています。
マルチエントリー(Multi-entry)機構
従来のSH-51では「先端を差し込んで → 踏み込む」という前からの一方向アプローチ(toe-first)しかできませんでしたが、CL-MT001では かかとから差す(heel-first)、真上からストンプするように乗る(straight down) など、入り方に複数の選択肢があり、状況に応じてクリートを踏み込む方向を選べるようになっています。
テーパードされた先端設計(Tapered tip) クリートの先端が細く・テーパー状になっており、ペダルに入りやすく、また靴底が地面に当たる際の引っかかりを減らす工夫が入っています。
歩きやすさの改善(Walkability) 上記の先端形状+クリート厚・形状の調整によって、歩行時の「ガチャガチャ音」や靴底の摩耗・擦れが抑えられるよう設計されています。地面とのクリアランス(靴底から地面までの距離)も改善されて、より静かでスムーズに歩けるようになっています。
下位互換性(Backwards compatibility) SH-51を含む既存の2ボルトSPDペダル & SPD対応シューズと互換性があります。つまり、クリートだけを交換すれば既存のSPDシステムで使える、という設計。ペダル・靴をまるごと替える必要はなし。
期待できるメリット
・トレイル/エンデューロでのリマウントが楽に:岩場や段差、バイクを降りてまた乗り直すような場面で、SH-51だと足を“きれいに”前から差し込めないことがありますが、heel-first や上からストンプ的に踏む方法が使えることで、再度ペダルに入れるまでの時間・手間が減ります。
・ビギナーやクリート初心者にも優しい:クリートを踏み込む方向の自由度が増すため、足の角度が多少ずれてても入りやすく、最初のクリート装着操作のハードルが下がる可能性があります。恐怖心(踏めない・外せない)を感じる人にとって心強い変更。
・グラベル・シクロクロスでの使い勝手向上:レースや未舗装路での足の置き直し+再クリップが頻繁なシーンで有利。
・通勤/街乗りでも恩恵あり:信号待ちなどで「どこに足をおくか」が完璧でなくても踏める、歩く時のクリートの干渉が少ないなど、日常使いでの快適性が上がる。
CL-MT001は、SPDクリートの「入る方向が限定されている」というこれまでの制約を解放し、歩行時の使いやすさも向上させた非常に歓迎されるアップデートです。
既存のSPDユーザーであれば、クリートだけをこのCL-MT001に交換するのは十分に価値のある選択肢。気になる方は是非どうぞー。
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